6月4日の連弾コンサート『音楽の旅』
やっぱり熱いのも入れたいよね、ということで
ピアソラの「タンゴの歴史」をやります。
アストル・ピアソラは1921年アルゼンチンの
マル・デル・プラタという街で生まれました。
イタリア移民の両親と共に小さいときにニューヨークに移住。
学校よりも路上で過ごした時間が長かったというのが
本人の言葉、ここでジャズに親しみます。
1937年、一家は祖国に戻り
ピアソラはバンドネオン等でタンゴを演奏する傍ら
ヒナステラについて音楽理論を学びます。
50年代、タンゴに限界を感じてクラシック音楽を学ぶために
パリに発ちました。
ここで高名な音楽教師ナディア・ブーランジェに師事します。
そして彼女にあなたの原点はやはりタンゴだ、と言われたピアソラは
ついに自分のスタイルを見つけるのです。
タンゴの響きをクラシックの作曲法によって豊かにし
ジャズのエッセンスで揺らす、という新しいスタイル!
「タンゴの歴史」は1986年にフルートとギターのために作曲されました。
酒場1900、カフェ1930、ナイトクラブ1960、現代のコンサート、
この中から今回はプログラムの時間配分上
カフェとナイトクラブのみとなりますが
次回はぜひ全部弾きたい!
上のビデオは韓国のヴァイオリニスト、オゥ・ジューヨンによるナイトクラブ、
すばらしいテンポの胸躍る演奏です。
Astor Piazzolla (1921-1992)
Né à Mar del Plata,en Argentine,
Astor Piazzolla accompagne ses parents,descendants d'immigrés italiens, à New York en 1925.
Il traînait plus souvent dans les rues qu'à l'école,et ainsi son univers musical se construit autour du Jazz.
En 1937, les Piazzolla s'en retournent dans leur pays et
à 16ans, Astor s'installe à Buenos Aires où il poursuit ses études musicales avec Albert Ginastera.
En pensant abandonner le tango, pour se consacrer à la musique classique,
il part à Paris et rencontre Nadia Boulanger.
C'est en partie grâce à elle que Piazzolla découvre son style musical,
dans le tango enrichi des formes classiques,avec les phrasés,empruntés au Jazz,il fait swinguer le tango!
Histoire du Tango a été ecrit pour flûte et guitare en 1986.
Cette vidéo est "Nigtclub1960" interprété par Jooyoung Oh, excellent violoniste.