Le récital de piano par Jean -Michel avec un beau programme bien romantique ( "Les" Schumann et Liszt ) ... Bravo et Merci d' être venus si nombreux ! |
12月の寒ーい土曜日の夕方、土曜クラシックシリーズがありました。
村の小さな教会いっぱいにお客さんが入って下さり
夫のピアノリサイタル、暖かい良い会になりました。
直前に停電になったりしてヒヤヒヤしましたが
シューマンの謝肉祭で
たたーんったたーんっと派手に開演。
この出だしを聴くと私、いつもワクワクします。
しかし50人以上の生徒さんを抱えて、またこんな大曲に挑戦しちゃって、
ピアノについては勇気あるなあー
人一倍怖がりなのに。
待望の娘が産まれて我が家の生活はがらりと変わりました。
ちょっとユルめにしとこ、とついつい逃げ腰な私と違って
いやますます頑張ろう、という彼のこれは楽観的なフランス人気質か
やっぱりどこか身軽な男性的なものか
いずれにしても
続けないとダメになる、という態度は見習わなきゃと思います。
クララ・シューマンの[魔女の舞踏](教会で魔女とか弾いていいんでしょうか‥)
という小品を挟んで
オハコであるリストの[ダンテを読んで]で終了。
楽々オクターブで音の洪水のようなダンテが教会に響き渡り
写真を撮っていた私の手も視線も思わず止まりました。
些細なことで言い合っても、むくれても、
コンサート会場で夫のピアノを聴くと
私はやっぱりいつも祈るような憧れるような気持ちになり
見直してしまうのです。
やられたっというふうに。
なによ、こないだ虫が怖くて私の後ろに隠れたじゃん
大きなナリしてさっとか
もう私ばっかり家事をしてて嫌になるっとか
いろいろ思って思いながら
あーチクショー上手いなあ、
とニヤニヤしている自分になんだか安心するのです。
コンサート後は友人一家がうちに寄ってくれて
久しぶりにおしゃべりを楽しみ、
今日のお昼は家族で近くのレストランに行きました。
このレストランは会場である教会の真ん前にあり、
今年はプログラムを持って行くと
食前酒と食後のコーヒーが無料になるという
コラボをしています。
オーナーから、昨日はコンサート帰りのお客さんから評判をききましたよーと
言ってもらい、
このシリーズが人々のお出かけや集いのきっかけになれていたのなら
嬉しいなあと思いました。
merci !