先日の土曜コンサートの様子です。 |
18時開演のコンサートのために、ヴィルジニーが パリからTGVでエクスに到着したのが16時頃。 コルニヨン村に入ったのは17時近く。 会場についてすこしピアノに触ったら本番です。 タフ! |
コンサートはシューベルトの小品から なだらかに始まり、 去年CDをリリースした彼女お得意のスクリャービンのプレリュードと 5番ソナタ、 そして2部はリストのバラードで華やかに終了しました。 |
揺るぎのない安定した演奏で 教会はお客さんたちのうっとりとした空気に包まれました。 とくにスクリャービンはやはり秀でて素晴らしく、 繊細でとても素敵でした。 同じ音楽を共有しながら それぞれがそれぞれの想いにふけっている その時間がすきです。 |
すらりと長身のヴィルジニー、手もやっぱり大きくて 女性には難しいスクリャービンもリストも楽々という感じ。 羨ましいなあーとため息がでました。 |
そして彼女、ヨーロッパのあちこちで演奏活動をしながら
オーケストラの指揮や音楽学も勉強し、
この若さでなんとソルボンヌ大学で
音楽学の学生のためにアナリーゼの講義を持つ秀才なのです!
演奏にもその知的さと真面目さがよく表れていました。
彼女のサイトで演奏が聴けます。
ありがとうヴィルジニー、そしておつかれさま!
ブログ村ランキングに参加しています
merci!