宮沢賢治原作
吉松隆音楽
いちょうの実
の紙芝居コンサートをしてきました。
今回の場所はイストル市の図書館。
この公演は5回目だけど
3年ぶり、
前回は2歳で
じっと聞いているのも大変だった娘が
なんと写真やビデオを
撮ってくれました。
不思議な物語です。
朗読してくれたミュルエルによると
難しい表現のなかに
旅立つ子供たちにとっても
見送るお母さんにとっても
深く共感できるシーンが
描かれていて
これは
みんなのためのお話。
たくさんのちびっ子を前に
とっても気持ちよく演奏することができました。
図書館の方々もとても親切で
いろいろお手伝いをして頂き
お世話になりました。
ありがたいことに
ミュリエルがあちこちに
宣伝してくれて
今年度は紙芝居コンサートの
スケジュールもたくさん!
小さな男の子が紙芝居の舞台を見て
この箱なに?
と聞きました。
ミュリエルが
お話が入ってる箱よ
と答えると
また別の子が
取っ手がついてる、
トランクになるの?
じゃあ魔法のトランクだね!
そのとき
ちょっと息が詰まりそうに
嬉しくなりました。
うん、魔法のトランクを持って
私は音楽をしよう。