明らかにクラスの人気者だろう、という女の子が
ソルフェージュの時間に
別の子に
親友は誰?と聞かれてクールに答えた。
あの子が親友って言えばその子が怒るし、
その子って言えばあの子が怒るし、だから私には親友はいないの
別の子は(きっとあなたよと言ってほしかったんだろうな)辛抱強く
皆親友ってこと?と聞き直した。
人気者の子はそっけなく
ううん、親友はいないの、ときっぱり答えた。
私はいつものようにニヤニヤして聞いていたけれど
彼女が人気者たる理由がわかった気がした。
上のビデオは今日のねこたち↑
トンネルの中に隠れているエベンヌをアルバトロスが直撃、
でも粘り勝つのはたいていエベンヌ、といういつもの遊びのパターン。
1日中見ていても飽きないふたり組。
私にはこんな殴り合うような親友はいないけれど(いたら困る)
そもそもうちのねこたちも親友だなんて思っちゃいないだろうけれど
ああ会いたいなーと思う友達が少しはいる。
両手で数えるくらいは。
付き合いの長さも濃さもまちまちだけど
共通しているのは
言い合った愚痴ではなくって機嫌良く一緒に過ごした記憶。
一緒においしいご飯を食べたり大好きなお茶や飲めないお酒を飲んだり
好きな本や映画や音楽について何時間も話し合える、笑い合える、そんな友達。
ときどき、ふらっと電話や手紙やメールで
つながっているのを確認し合って
でもつながっていなくってももういいや、
というくらい楽しかった記憶にすでに助けられてる、そんな友達。
今ではあだ名しか思い出せない、
でもどう考えても友達だったという関係もあるし
逆に長く時間を過ごしても結局あれは友情ではなかった、と後から思う
そんな関係もある。
あなたはこういう人だ、と言われるたびに
え?そうなの?とびっくりするほど
他人から見た自分にはいろいろな面があるし
私だって他人の見たい部分しか見ていない。
(夫に言わせると彼の家族は私のことを
ほんのちよっぴり狂っていると思っているそうで、それで私はだいぶ得をしている)
だけどやっぱり友達っていいなーと思わせる、私には今日そんな便りが届いた。
ありがとう。
Merci !
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