2013年10月2日水曜日

ちいさな店の在り方と行方

ひさしぶりに街で買い物。

紅茶屋さんで
この缶があんまりかわいくって
衝動買いする。

ローズルイボスティー
ほんのり甘くて優しい味。

田舎暮らしで
赤子がいるから

と最近ますます

ネットの買い物が主になってしまっていて

反省。

そうだ ちゃんと目で見て指で触って
店員さんと話して
(たとえ無愛想なおフランスの店員様だとしても!!)
自分の心にびびっときてるか確かめる

この感覚 ‥‥  全然違った。


私の好きな文章をかく友人がブログで
小さな本屋さんを応援する話を書いていて
えらく共感したのに
私はまたアマゾンで本を買ってしまった。

だって便利なんだもの‥

でも街に住んでたらちゃんと本屋さん行くよ!

うちの村には
パン屋さんとカフェと食料品店とタバコ屋さんがあって

そのなかのパン屋さんがやっていけなくなって
先日とうとうお店をたたんだ。



すごく美味しかったとか商売上手だったかはともかく
(開店時間が気まぐれすぎた
気のいい夫婦で小さい子供が3人いて
会えば話す仲だったから寂しい。


数日後、数件先の食料品店のおじさんが
パンがないと困るだろっと言って
すかさずどこかから仕入れてきたパンを売り出して

そのことは村の新聞にすぐ載った。
(パティスリーもエクセレント!なんて
えらい持ち上げようで
前のパン屋さんがちょっとかわいそうだった)

この人は村の仕組みを良くわかっている。

大雪が降って皆が村に閉じ込められた数年前も
隣の村から数キロ歩いてお店を開けにきていた。

食べ物ないと困るだろっと言って。

生き残るには需要と供給のバランスをキャッチする能力が要る。

先日引っ越しでお別れした生徒さんから頂いた欄↑

うちだって小さな音楽教室ですよ。

ばっちり目を開いていなくっちゃ。





merci !
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