2007年10月28日日曜日

冬のはじまり



10月最後の日曜日は冬時間のはじまり。ここのところ気温がぐっと下がってきた。レトロな暖房の出番である。私は春生まれなのだけど、春や秋といった季節の変わり目より、はっきりとした夏や冬の方が好きだ。特に冬のマフラーや帽子や手袋といった防寒小物をたくさん身に付けて「よしっ」と気合を入れて外出する感じや、家に帰ってきてストーブにあたって温かい飲み物を飲んだり、湯たんぽをいれた寝床にそうっと入ったりするときに感じる至福感はたまらない。そうだ。実家にいた時はコタツというのがあったなあ。コタツは入ったら最後、もう出られない、魔のぬくぬく。そして冬は、すきやきにお鍋、おでん、と皆で食卓を囲むメニューも多い。そしてホカホカの焼きいも、肉まん・・・考えただけで嬉しくなる。だいたい食欲旺盛すぎてびっくりされる私だけど、冬は食べることを考える時間も倍増だ。先日八百屋さんでサツマイモを見つけたので今日はお昼に甘辛いキンピラを作った。

2007年10月14日日曜日

想像、創造、遊び




昔、受験勉強の一環で「遊びについて」という小論文を書いたことがある。芸術はいつも遊び心から生まれる、とかなんとか書いたように思うのだけど、たいした人生経験のない高校生が机の上でひねり出した言葉に重みはなかった。それでも今そんなことを思い出したのは最近、幼児教育という新しい分野の仕事をしているからだ。遊びながら聴覚を発達させていろいろな感覚を目覚めさせる、想像力を養う、・・・といろいろ目的があるらしいけど、私の願うところはただひとつ。注意深く耳を澄まして、ただただ音楽を好きになってほしい。形のないあやふやなものに取り憑かれるのも悪くない。目に見えなくてもひとつのことにじっくり取り組むと、それが糧になって自分を支えてくれることがある。それは他人(論文だと他者、というところ)に手を差し伸べられたのではどうしてもダメで、自分の内側からだけ湧き出てくるものだ。単に結果や目的ではなく、音楽がずっとその人の人生に寄り添って助けになるといい。そのスタートをいいものにしたい。
写真の絵は参加型音楽劇「ねことねずみ」、プロコフィエフ[ピーターと狼」、サンサーンス「動物の謝肉祭」

2007年10月11日木曜日

外出


買い物があって、初めてひとりで電車に乗ってマルセイユに行った。コルニヨンには駅がない。バスが一日に数本出ているらしいけれど、一度40分待っていても来なかった。従ってどうしても車がいる。そしてペーパードライバーの私はなかなかひとりでは出かけられない。それでも近く(といっても車で20分)の駅まで送ってもらって緊張しながら電車に乗ると「なんだ簡単じゃないの」と気が抜けた。マルセイユには色とりどりの牛がいた。

2007年10月8日月曜日

大発見

Saint Chamasサン・シャマという隣町を
車で走っていたら、こんな図書館を発見してびっくり。やるなあ田舎町よ!急いでいたので中には入れなかったけれど、楽しみがひとつ増えた。次は中身もチェックするのだ。

2007年10月2日火曜日

外でごはん


ここ数日風もなく気持のいい日が続いている。家のなかより暖かいのでお昼ごはんをテラスで食べた。外に出られない猫だけが不満気味。