2018年2月25日日曜日

5 A N S !



娘の5歳のお祝いに
お友達を呼んで
初めての誕生パーティーをしました。



数日前からソワソワしていた娘


たくさんのお友達に囲まれて
幸せッ

10人近くのちびっ子が
家の中を興奮して走り回り
どうしようかと
思ったけれど




用意していた工作アトリエなどで
ちょっと落ち着き
ホッとしました。


パパの力作ピアノケーキ!

いつも娘が話していた
お友達の様子も
わかり
面白かったなあ

何やらヒソヒソと
グループを作りたがる女子に

ひたすら食べて
ぜんぜん聞かない男子‥

小さいながら
すでに人間関係に揉まれておる。。

娘を見ていると

シンプル極まりない男子といるのが
楽だけど
女子たちとの細やかな遊びにも
惹かれて

フラフラ彷徨っている感じです。

わかるよ、そして人生って
案外ずっとそんな感じかもしれない。

それにしてもこの5年間の
なんと早かったことか。



私たちが新婚だった5年間と
娘が加わってからの5年間、

ますます賑やかに
ますます目まぐるしく

日々は変化しています。

毎日一緒にいると気づかないけれど
小さな生き物の育って行く様子は
やっぱり奇跡。


おめでとう!















2018年2月22日木曜日

スクリーンの涙



2月17日
サロンドプロヴァンス市の
アルモン劇場にて
夫の勤める音楽院の講師コンサートがありました。

Amour 愛がテーマのコンサートで
幅広いプログラム。
そこに
私も絵を描いて参加させてもらい
とても光栄でした。






夫が
ソロで演奏した
リストのバラード2番。

ギリシャ神話をもとに
作曲された悲恋です。

久しぶりのソロの大曲に
夫は
広い海で泳いでいるように
のびのびと
深く良い演奏をしていました。


そしてヴァレリー先生のリクエストで
こんなハートを
描かせてもらいました。
彼女の弾いた
愛の歌は
のちに
ドヴォルザークの娘婿となる
スック作曲。

甘く美しい旋律と濃厚なハーモニー
また新しい発見を頂きました。

さて
バルコニー席まで満席の劇場で
自分の絵が大きなスクリーンに
音楽と現れた瞬間
私の胸もドキドキ鳴り

ありがたいような
恥ずかしいような

いいんだろうか?という
気持ちでいっぱいになりました。

実力と時間のなさに狼狽えながら

絵を描きたい
ピアノを弾きたい
表現を可能にしたい

と切に願う

今日この頃です。

チャンスを与えてくれた仲間に
感謝です。











2018年2月15日木曜日

無言歌集 Romance sans paroles












年明けから
なぜか私の頭の中に住みついた
恋人たちです。

1枚目を描いたら
どんどん続きが
描きたくなって
ふしぎ。

きのうはバレンタインデーでした。



















2018年2月11日日曜日

か ぜ



年末から何度も風邪をひきかけては
気のせい!と
気合いで治していたのが

今週末は
気のせいでなく
本気でひきました。

喉の痛みから始まり
くしゃみ、鼻水、
咳、そしてゾクゾク‥

観念して引きこもり

ホメオパシーやら
アロマやら

足湯やらしつつ、

やっぱり一番の薬は
休養だなぁ

パジャマで過ごした日曜日は
本当に久しぶりでした。







そして
鶏肉を丸ごといれて
何時間も煮るチキンスープ、

次の日はシチューにしたり
便利で体に優しい。

娘がサンタさんにお願いしてくれた
ストウブ鍋が大活躍の
この冬です。

フランス各地で雪や洪水のニュース、
ちょいと寒くて風邪ひいたくらい
文句は言えませぬ。


2018年2月9日金曜日

常に進む方向を見よ




年度末に一緒に発表会を
することになった
ダンスのセシル先生から

ひとつ提案があるんだけど!

とメールが来て、

その提案はなんと

あなたも踊らない?

えっつ

思わずメールを読み直しましたよ

可愛い子供でも
ピチピチのギャルでもない

わたくしに踊れと?

そういえば
娘が申し込みをした時に
大人のクラスについてちょっと
質問したけれど

今年は時間もないしと
諦めていたのだった。

とはいえ私
本当は踊るの大好き!

子供の頃バレエを少しかじり
娘が生まれる前はカントリーを
習っていた。

自分を忘れて自由になる感じは
常にコントロールを求められる
ヨガともまた別の喜びがある。

セシルは続けた。

あなたが踊って旦那さんが
ピアノを弾くの、どう?

えーと、新しいコントみたいな‥?

とつい返してしまったけれど
(もちろん夫は爆笑した)

なぜか至って本気のセシル、
あれよあれよという間に
役所に掛け合い
部屋を確保して

なんと個人レッスン、ボランティア。

きっと私がピアノ曲を決めたり
録音して送ったりしたことへの
お礼と思っているのか

なるべくなら働くたくなーい
というフランス人たちに
慣れている身としては

不思議すぎるこのヒト‥。

でもでも、すっごく楽しかったのです。

久しぶりのダンス、
そして初めてのモダンダンスの世界!

さて私の問題点は変わらず
方向オンチ。

向きが変わるとパニくる、

先生の
足元を見ないで、
進む方向を見て!

という言葉に

車の運転と同じだね、
っていうか人生そのものだね、

と、納得しつつ
第1回が終わりました。

私、どこに行くんでしょうか?



























2018年2月6日火曜日

花の音



コンサート後に
娘が撮ってくれた写真。

すてきなお花を頂いてうれしい!

連弾が終わってホッとしたのも
束の間、

昨日は春のコンサートに向けて

メゾソプラノのカリーヌと
初合わせでした。

それこそ花がテーマのコンサート。

ほらおおきな百合が、

リラの季節、

薔薇、

題からしてうっとりするような
フランス歌曲ばかりです。

詩を読み込んでメロディーや
ハーモニーと関連付けていく
歌伴奏の作業は

ゾクゾクするほど好きです。

カリーヌも3歳の男の子のママ、
お互い無理せずゆっくり一緒に
準備しましょーねー

というスタンスで助かります。

それにしても伸びやかで
柔らかな美しい声!

そして今朝は
ジャズのレッスンでした。

すっかりサボっていて反省‥

こっちはなかなか上達しません、
とほほ。
 







2018年2月4日日曜日

連弾コンサート


たくさんのお客さんに
支えて頂き
連弾コンサート
無事終了しました。


アメリカの女性作曲家
エイミー・ビーチから始まり

ピアソラのタンゴの歴史

ラヴェルのスペイン狂詩曲


シサスクのミルキーウェイ

リストのハンガリー狂詩曲


アンコールでは
教授、坂本龍一の東風を
弾きました。




久しぶりの舞台、

本番前の数週間は

色々な仕事や娘のことでも

時間に追われ

ヒヤヒヤしつつ

始まってみれば
ひたすら楽しいコンサートでした。

こんなにすてきな写真を撮ってくれた
お友達と
譜めくリストをしてくれた
夫の同僚の先生、

そして応援してくれた娘と
人生と音楽の
パートナーである夫に

感謝します。