2017年1月25日水曜日

なりきる

9月から勤めている音楽学校で
今日初めて私のクラスの発表会をしました。

12人の生徒さんが、素敵な演奏をしてくれて感謝感激。
会の後、父兄の方や
校長先生から勿体無いくらいのお褒めの言葉を頂きました。
忘れないようにしよう‥



ガチガチに緊張している本番直前のレッスンで最近言うのは

ねえ、舞台に立って演劇をしてると思って。
覚えた通りのセリフを完璧に言うのより大事なことってなに?

そういうと皆目を丸くして考え込みます。

なりきるってことだよ!

もちろん準備ができていなければ
なりきれないけどね‥

上は娘の絵

ママ行かないで

としがみつくのをゴメンねと
おじいちゃんおばあちゃんに預けて
一日中
早く会いたいと思いながら
帰り道に
やっぱりこの仕事好きだなあと
しみじみ感じる矛盾母です



今後のコンサートはこちら↓

歌とピアノのフェスティヴァル最終コンサートは
バリトンのヤン・トゥッサン氏とピアニストのマチュー・ステファネリ氏を迎え



土曜クラシックは冬のソワレ です







 

















2017年1月21日土曜日

ララランド



Un magnifique film !

引越し後の片付けと日々の雑用、仕事に追われ
手も心もカサカサに乾いていたところに

映画のお誘い

ミュージカル映画と聞いて
それはスクリーンで観たいかも‥と
出かけてみたら
ラ ラ  ランド
本当にすばらしい作品でした。

素敵すぎるダンスと音楽、衣装にため息をつき
夢に生きる恋人たちの切なさに涙し

目と耳と心に栄養をもらいました。

突然誘ってくれた友人に感謝!







2017年1月11日水曜日

新居新年


Bonne et douce année 2017 de nouveau lieu.
Merci aux amis & à la famille pour les travaux & le déménagement ...!

家族と友人に助けてもらって
怒涛の引越しを終え
なんとか新居で新年を迎えることができました。

まだ前の家の引き渡しも終わらず
ゴチャゴチャと片付いていない新居ですが
少しずつマイホームらしくなってきています。




今回の引越し、とにかく物を捨てました。

10年住んだ家には大きなガレージがあり
そこにあったガラクタたちといったら悪夢のような量でした‥

いちいちガラクタを手にして思い出に浸っている
センチメンタル髭乙女(夫)の横で
やかましいーーステロステローーーー!!と
鬼嫁と化したワタクシ‥


この2週間でコメディ映画が1本撮れたと思います。

(ガランとしたJM工房)



引越す時になって
この家はどうなっちゃうの?誰が住むの?と
やっぱりとても感傷的になっていた娘も
今ではすっかり新しい家に馴染んで
猫のモカと跳ね回って遊んでいます。



暖炉の火に癒される‥

今年もどうぞよろしくお願いします。


















2016年12月30日金曜日

Noël & Adieux 2016

幼稚園では

初めてお友達とクリスマスのパーティーをして


新居で最初に完成した娘の部屋に
ツリーをあわてて飾り


ダンボールに囲まれてお寿司を食べたイブの夜と

待ちに待ったクリスマスの朝

(サンタさん、お手紙くれた!
置いておいたクッキーも食べてあったし
トナカイさんのニンジンの食べ残しも落ちてた!)


メメの家に集まってクリスマスランチ
(朝から晩まで工事に明け暮れるパパは
この日唯一休んだので
もはや目が虚ろ‥)


念願の雪の女王になれましたヨ



さて今日はとうとうトラックで引越し本番!

昨夜0時近くまでフローリングを貼り続けた夫です↑

今年もブログを読んでくださって
ありがとうございました。

不安な悲しい事件の多かった年だったからこそ
改めて小さな幸せなが身に沁みる日々でした。

仕事や家造り、娘のお世話の助っ人をしてくれた
家族や友人、
そして10年近く私たちを護ってくれた
あちこち壊れてガタガタな
でも愛着溢れる古い家に感謝をしつつ‥

サヨナラ2016年

皆様に素敵な新年が訪れますように‥!













2016年12月23日金曜日

クリスマス発表会



L'audition de Noël 2016

コンサートの翌日は
同じ会場で生徒さんたちのクリスマス発表会がありました。

お友達連弾や


親子共演に混じって


うちの娘っ子もトップバッターで
頑張りました。


Petit papa Noël 
小さなサンタさんという
フランスでは誰もが知っている
クリスマスソング


毎日のお稽古も
幼稚園が始まってからは
グズって嫌がることもあり
無理はさせたくないけれど後悔はしたくない

と日々葛藤しつつ
でもやっぱり舞台に立つのは
嬉しかったようでホッとしました。

最近「ブレない」なんとかってよく聞くけれど

私ブレっぱなしママ。

でも音楽を好きになってほしい
音楽を自分のものにしてほしい

ここの部分だけは譲れないと

娘にも生徒さんにも思っています。



ここ数年で長年教えて来た
大きな生徒さんが続けて卒業してしまい
個人的にはちょっと寂しい会でした。

この今は小さな子達がどんどん伸びて
育っていく様子を見られますように‥











2016年12月19日月曜日

幸せな悩み



Le dernier concert en 2016 ,
Merci d'être venus si nombreux !

無事に今年最後の本番を乗りきることができました。


この舞台での演奏は5年ぶり

じつは前回のコンサートは
私たちにとって忘れられない本番でした。

その時私のお腹には赤ちゃんがいて
でもその子の心拍音が止まってしまったことが
数日前にわかったのです。

不妊治療中
流産は2度目で



コンサートをキャンセルしようか、
という選択もあったけれど
そうしたらもっと辛くなるから
といって決めた本番だったのに
リハーサル中に涙が溢れて困ったのでした。

本番は逆にとても集中して
自分たちに音楽があったことを感謝していた気がします。




あの日のことを思い出して

例えば今年は引越しやら仕事、そして娘の育児に追われて
練習時間が思うように取れなかったこと

なんて

どんだけ幸せな悩みなの!と
ふたりでしみじみと励ましあって
弾いてきました。


クリスマス前ということで
ファンタジーをテーマに

チャイコフスキーのくるみ割り人形
デュカスの魔法使いの弟子
シューマンの東洋の絵 ( ファンタジーなのは作曲家本人!)
グリーグのノルウェー舞曲 
(小人や妖精、怪物がウヨウヨいそうなノルウェーの森!)
そして
リストのハンガリー狂詩曲2番という
プログラムでした。

いちばん嬉しかったのは
9月から勤めている学校の生徒さんが数人来てくれて
後から皆さんそれぞれにメールを送ってくれたこと!

反省点もたくさんあるけれど
またこの舞台で演奏することができ
そして本番後に家に帰れば

娘がスヤスヤと眠っていて
(最近は夜遅いコンサートの時はシッターさんに
お願いすることにしています)
愛猫がスリスリと寄ってきて

また頑張る活力をくれるのでした。

本当に本当に贅沢は言うまい!




Merci !


2016年12月13日火曜日

Duo Jélico




素晴らしかったいろいろなゲストコンサートの報告も
ままならないうちに

自分たちの本番も近づきました。
今週の土曜日は
シャルルヴァル市で連弾、
翌日は同じ会場でクリスマス発表会です。

毎週続くコンサートに
疲れがでてきたところ、
ちょうど世の中はウィルス天国‥

娘は熱を出して昨日も今日も
幼稚園にいかず

私たちもなんとなくグズグズしてきて‥

乗り切れ!気合!

‥頑張ります。







2016年12月10日土曜日

先生という業



Merci à ma petite élève, au concert de Noël à l'église de Rognac hier soir...

昨夜、ロニャック市の教会で
9月から教えている学校の
クリスマスコンサートがあった。

私にとっては
ここでは初めて参加する行事。
クリスマスということで
はりきって
くるみ割り人形の連弾を3組、
小さい子から大きい子まで6人の生徒さんと準備をしてきた。

小さな教会に入りきらないほど
お客さんがいて、
舞台の3倍はある控え室に
興奮した子供達と
見守る先生たちの熱気が漂っていた。

私の大きな生徒さんのひとりは高校三年生。
連弾の他に
アンサンブルもするはずだった。

ところがフルートの先生から当日になって
彼女(私の生徒さん)が用意できていないのでキャンセルと
メールがきた。

え‥と、一瞬絶句して
生徒さんに連絡すると
昨日のリハーサルでうまくできなかったと言う。

たしかに本番の数日前に30分のリハーサルを2回だけって
難しいんじゃないかと思っていた。


決して器用な子ではないけれど頑張って練習していたし
アンサンブルを喜んでいたのに
どんなにがっかりしているだろうと気を病んだ。

気にしないで連弾がんばって!と
メールするとメルシーとすぐに返事がきた。

そして会場につくと
フルートの先生はトリツクシマってこのことか、というくらい
冷たい調子で
そういうわけで出さないから、だって。
リハーサルで緊張してたんでは?というと
知らないよ、でもダメだよ、あれじゃ

知らないよ?ダメだよ、あれじゃ?
って‥

はあ?ダメだと思ったらダメじゃなくするのが
教師の仕事じゃないの!?アンタ何様!?
ただの丸めがねの冴えないおっさんじゃないの!?

と、かなりカチンときたけれど黙っていた。

そして本番。
皆はちゃんと素敵にくるみ割り人形を弾いてくれた。

そして演奏後に例の高校三年生が
私のところにきて言った。

連弾、とっても楽しかったです。
またふたりでやりたいねって言ってるんで
面白い曲くださいね。

私は涙ぐみそうになってしまった。
なんていい子!
しかも連弾のパートナーは
別のアンサンブルに出ていたのに、
僻むこともなくまた一緒にと
ポジティブシンキング。
冴えないおっさん!と心の中で毒づいた私よりも
ずっと大人だ。

そうか、自分だけでなく大勢と仕事をする時には
いろんなことが起こるんだった。

でも私はどこにいてもやっぱり生徒さんとまず一番
仲良しでいたい。

上の絵はコンサートに出た9歳の女の子がくれた。

冬の音楽が聴こえてくる。


音楽の先生って皆さん
皮の鞄を持ってますね

と昨夜コンサート後に言われた
昔スペインで買った鞄。

そうかもしれない。