2015年12月26日土曜日

祭りのあとは‥

Père Noël est passé !
サンタさんが来た!



念願の赤い自転車(赤井君と命名したんだそう)ゲットして
まだまだ上手ニャ乗れないけれど
上機嫌!

私は慣れない脂っこいフランス料理を食べ過ぎたけれど
先週2日連続で通ったヨガクラスの効果か
元気!
 

この調子で年末年始を穏やかに乗り切りたいものです





2015年12月23日水曜日

Joyeux Noël ! メリークリスマス!



サンタさんに出したお手紙に



ちゃーんとお返事が来て


準備はばっちり
家の中も外も
ひと月前から
クリスマス一色

メリークリスマス! 




2015年12月12日土曜日

波から波へ

Les samedis classiques " D'une vague à l'autre "

 Merci à Jean-Claude & Jean-Marc pour cette soirée si intime et poétique...!

そして先週は土曜クラシックでした。

5年前の初めての土曜クラシックゲストだった
ギタリストのジャン・クロードが
キーボードのジャン・マークと共演!

波から波へ、というタイトルどおり
歌に音楽にトークに詩の朗読‥‥
気づいたら2時間にも及ぶコンサートでした。






パリのラパンアジルでも弾き語りをしていたコルシカ島出身の
ジャンクロード。

彼のユーモアと哀愁のある詩、とっても素敵です。
ごはんを食べながら
詩が先か、音楽が先か、とか
詩のある生活とか、いろいろな話をすることができたのも
嬉しかったなあ

瞳がとっても優しくって
私もこんな大人になりたい、
いやもう十分年齢的には大人だけどこんな達観した瞳をもちたい、
と思わされる人生の先輩たちのコンサートでした。





2015年12月10日木曜日

Grans Lyrique

Le souvenir de Grans Lyrique,
merci aux musiciennes pour ces magnifiques concerts !

すばらしかった歌とピアノのフェスティバル
グランス・リリックの思い出です。












私たちの尊敬するピアニストで指揮者のヴィルジニーが
才能あふれるソプラノ美女を2人も連れて来てくれました。
セリーヌ・ムロンさんにスワニー・ファイさん。
新たな出会いに感謝です。

それにしても11月は忙しかった‥‥


2015年12月4日金曜日

サヨナラの方法


大好きな雑誌Flowにポジティブシンキングの特集があって
1日に4つ良いことがあって、ひとつ嫌なことがあった時
ヒトはついつい
そのたったひとつの嫌なことに飲み込まれてしまうと
書いてあった。

良いことはテフロン加工のフライパンの上をすべる油のようにつるりと
私たちを撫でて
嫌なこと、悲しいことはなかなか取れない焦げのように
私たちを捕まえて離さないから。

だからいつも敢えて4つの良いことを意識すること
悲しい気持ちにやられないように‥と脳心理学のお医者さんが言っている。


‥‥ 猫のアルバトロスがいなくなって1週間がたった。

大の仲良しだった娘に彼の不在をどう伝えるか、という問題は
結構あっさりと解決された。

先週金曜日、朝
 アルちゃんが‥と普通に話をしだした娘を抱きしめながら

あのね、よーく聞いてね、アルちゃんはね、いなくなったの、
お空に行ってお星様になったんだよ

え?お星様になったの?じゃあもう痛くないの?もう病気じゃないの?

うん、もう痛くないの、わかる?

うん、わかる

その日の夜、シッターさんのお迎え後、クリスマスのイリュミネーションを
見て急に思い出したように

アルちゃん、お星様になったの?

そして家に帰ると

アルちゃん、もう戻ってこないの?どうして?夢会いたいよ

と泣き出す。

うん、ママも会いたいけどね、もうおうちには来ないの
すごく痛かったからお空にいったの、でも
お空からいつも夢をみてくれてるよ、守ってくれてるよ
言いながら私も号泣、、

そして翌日、外を散歩しているとよその猫に出会い
話しかける

アルちゃん知ってる?この子もお空に行くの?

この子は痛くなさそうだからまだいかないよ、

ふーん、アルちゃん寂しいね、

だいじょうぶ、エベンヌもいるし、アルちゃんのパパとママも一緒にいて
皆で遊んでるんだって

え、パパとママもいるの、アルちゃんの?

そしてその日から娘はもう泣かなくなった。

今でも
このヨーグルトアルちゃんにあげよっか、とか
他の猫を見て
この子アルちゃんみたいにかわいいねー
言ったりするけれど
最初のように泣いたりはしない。

たくさんいる彼女の想像上の友達のひとりになったみたいに‥

まだまだアルバトロスの不在に慣れない私たちは
結局そんな娘に慰められている。

そして実体に触れられないという喪失感は
人間のエゴなのだと思ったりもする。




それでも押し寄せる寂しさや後悔に負けそうになる時は
4つの良いことを噛みしめて悲しさを押しやる。
そうよポリアンナ物語、大好きだったじゃないの
と思いつつ。

星空を見上げて娘とアルバトロスを探す。
まだちょっと私だけ涙ぐみながら。


2015年11月27日金曜日

アデュー Adieu

2015年11月27日アルバトロスが逝ってしまいました

涙腺が壊れるかと思うほど泣いても
まだ信じられず

家中に彼の気配と
頭と体の中には彼のための小さな数々の習慣が

立ち籠めていて



ねえこれらからどうしたらいいんだろう
Dur dur, la séparation inattendu...Tellement rapide mais trop de souvenirs, on n'oublira jamais ces 10 ans avec toi, Albatros. Et notre fille  demande où il est Albatros?
 Il est parti et devenu une étoile. Une très belle étoile... Tu nous manques.


腎臓病が発覚して1週間
どうしてもっと早く気づかなかったのか

どうして獣医さんは入院中も
大丈夫大丈夫と言ったのか

自分や誰かを責めたって後悔したって怒ったって

あんなに優しかったアルバトロスは帰ってこない

周りにも自分にもあんまり優しすぎて

エベンヌのようにぎりぎりまで頑張る姿勢はまったく見せず

家に帰って来た途端
安心したようにぐったりと寝そべって
あっけなく逝ってしまいました

毛並みもまだつやつやで穏やかな顔をしていました

お気に入りの暖かい場所で
サヨナラとありがとうを何度も言えたことだけが
せめてもの救い













私たち家族の小さな歴史はアルバトロスとエベンヌなしには
考えられない。

時代がひとつ終わってしまったように
心がスースーします。。













2015年11月26日木曜日

アルバトロス


Albatros est très malade...


毎日娘のオモチャになりながら
9月に元気で10歳を迎えたアルバトロスの
食欲が急になくなったのが先週。

病院に連れていくと脱水症状をおこしかけているということで
即入院となった。
腎臓の数値も悪い‥

そして一週間後の昨日、数値が安定してきたと家にかえってきたけれど
ぐったりしてまったく食べない。

水もスポイトでやっとあげている。


娘は一生懸命
撫でたりぬいぐるみをあげたりして
アルちゃん頑張れ!アルちゃんもう大丈夫よ!と励ましている‥

私たちはこっそりと泣く。
3年前にいってしまったエベンヌの最期が思い出されて‥

10年暮らしたアルバトロスの不在なんて考えられなくて‥

ああ神様!




2015年11月23日月曜日

モーツアルトと黙祷の夜


Samedi dernier  " Homaage à Mozart " , 
le premier concert de Grans Lyrique ...
Merci d'être venus nombreux et 
Bravo à Patrick Garayt & Matthieu Stefanelli 
pour ce magnifique concert !  

土曜日、テノール歌手のパトリック・ガレ氏とピアニストのマチュー・ステファネリ氏を迎えて、
グランス市にて歌とピアノのフェスティヴァルが始まりした。
今回はモーツアルトへのオマージュというタイトルで
モーツアルトの歌曲やアリア、ピアノソナタ、
盛りだくさんの内容に
ディナーショーのようなトークもたくさんで
お客さんとの一体感に包まれたコンサートでした。




悪夢のようなパリのテロから一週間、ここ南フランスでもいろいろなイベントが中止されています。そんな中でコンサートに足を運んで下さったたくさんのお客さん、そしてパリから素晴らしい音楽を届けて下さった演奏家のおふたりに感謝です。
コンサート前には犠牲者の方達のために1分間の黙祷があり、
アンコールのカッチー二のアヴェマリアでは娘を抱きしめながら、
こみあげてくる涙に困りました。
音楽の力を信じたい!


グランスリリック、来週末まで続きます。



2015年11月18日水曜日

マイリトルパリ

Un joli cadeau d'anniversaire de mariage
 8 ans, déjà.
Et Paris, je t'aime aussi...

昨日は8回目の結婚記念日でした。

お互い仕事が忙しい日だったし
何もしない約束だったのですが

夫からサプライズが!

マイリトルパリのレ・パリジャンという大型ブックです。

パリジェンヌに大人気の情報サイト『マイリトルパリ』の
イラストレーターは日本人女性の九重加奈子さん

もーすっばらしいセンス!

おしゃれな文章とイラストで
本当にパリとパリジャンたちの様子がよく描かれていて
くっくっくっと思わず笑ってしまうページがたくさん。


パリジャンたちは
彼らの矛盾した生活
(冷蔵庫の中はビオの野菜と冷凍食品のみ、
小さな小さなアパートとものすごい家賃とか)を

自ら失笑しながらも
美しい街に住む自分たちに誇りをもって
本当にパリを愛しているのだと思います。

いやだいやだと言いながら離れられない
非常に魅力的な恋人のように‥




そして今回のテロ事件への
パリジャン達の一番の反応は

負けるな!

というふうに見えます。

被害者も加害者も若い年齢の目立つこの事件

本当に本当に心が痛みます。

そして痛みを感じて
じっとしているのではなく
拳をふりあげるフランス人たち‥

明日何が起こるかわからないなら

もっともっと人生を謳歌しよう


そうしなくてはテロリスト達の思うつぼ‥という意見が
インターネットでも

周りでも
たくさん見られます。




パリジャンは怒っています。

そして怒りの正体はいつも大きな悲しみではないかしら‥

2015年11月14日土曜日

Paris 13/11/15



Les amis parisiens, je pense fort à vous..

またパリでテロ、言葉が見つかりません。


2015年11月11日水曜日

土曜クラシック再開

Le premier concert des samedis classiques 6 avec Reiri & Ana,
la salle était pleine et le public avait de grands sourires ... cela nous fait chaud au coeur.
photo ( N& B ) par Jphann

Merici à tous !
ピアニストのれいりさんとアナの
連弾コンサートで
土曜クラシック6年目が始まりました。


開演40分前からお客さんが
ぞくぞくと集まってくださって
小さな会場はあっという間に満員!
待ってましたよーと
常連さん達はニコニコして
なんて嬉しい〜




コンサートは
おふたりのすてきな演奏と楽しいトークで
笑いも絶えず、お客さんからの質問も飛んだりして
とってもいい雰囲気。

れいりさんもアナも
それぞれソロで以前演奏に来てくださっていたので
この小さな会場の魅力をよく掴んでいました。




実は私たち夫婦とこのおふたり、みんな
パリで同門だったのです。

ピアノもパリ生活も先輩のおふたりに
私はとってもお世話になりました。

アナもれいりさんも当時5区のアパートに住んでいて、
よく皆でパーティーしたなあ
若かったから
笑ったり泣いたり、励まし合ったり‥

なんかなんか、大人になっちゃったよねー私たち‥

‥なんて

懐かしい思い出話もたくさんで
コンサートが終わってからも話が尽きません。

そして今彼女達はパリ郊外のコンセルヴァトワールで
同僚なんですって、楽しそうな職場でうらやましい!



コンサート終了後にみんなで‥

カメラマンの友人ジョアンが撮ってくれた大切な一枚です。





土曜クラシック再開、というタイトルで
前日の地方新聞ラ・プロヴァンス紙に
大きく取り上げてもらいました。

私たちの地味な活動が
なにやらとても華やかに書かれていて
ちょっぴり恥ずかしいのですが
ジャーアナリストのアラン氏に感謝します。

みなさんに支えられてまた再開することができました!