2011年1月30日日曜日

暮らしを造る4

 
日曜日のお昼って好きです。
しかも今日のお昼ごはんは担々麺!


ひき肉と野菜をたっぷり入れて美味しかった!

その後、近くのおじさんの家にお茶に呼ばれていたので
チョコレートを持って遊びに行く。

毎年1月に食べるGalette des roisガレット・デ・ロワ(王様のケーキ)、
今年も家族と、友人たちと、一体いくつ食べたかわからない。

ところでこのおじさん、貴族の末裔とかで
ものすごいお屋敷にひとりで住んでいるのです。

世の中にはいろんな人がいるなあー


さて、地下のアトリエもだいぶ進み‥
            電気を繋いだり、家具を作ったり

前に引っ越し中の友達からもらっていた
タンスの扉だったという鏡もこうして家具の一部に!

残るは壁と天井のお掃除とペンキ塗りだけ!





何度も手伝いに来てくれたお父さん、ありがとう。
とにかく散らかしながら仕事をする夫と違って
きっちり道具を整理して片付けながら働くお父さんのマニアックなやり方が
私はとっても好きです。


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2011年1月27日木曜日

いまできることから

月1土曜コンサート、というLes samadis classiques de Cornillon-Confoux
プロジェクトを立ち上げて2年。

やっと11月から企画が本番になりました。

そして今朝、なんとラジオ番組からインタビューを受けたのです!

これまでも地方紙に取り上げてもらったり
出演者の方がラジオで宣伝してくれたことは
あったけれど電話でのインタビューは初めて‥

対応した夫はちょっとドキドキしていました。

来週、ラジオとインターネットで流れるそうです。




さて一週間後に迫った朗読コンサートに向けて、今、毎日絵を描いています。
というのも、会場に入ったとたんに物語の世界に浸ってほしい、という願いをこめて
ピーターと狼のイラストを展示することにしたのです。

本当はスライドとかアニメーションとか

音と絵と言葉を繋げるプロジェクトは
たくさんありますが
まずは今の私たちのささやかな力で出来る、シンプルな形で。






昼間は音楽
夜はお絵描き

絵を描いてみると登場人物が浮き立ってきて
ピアノの音に気持ちが込めやすくなる


ちょっと忙しいけれど、とてもとても充実しています。       





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2011年1月26日水曜日

2011年初猫劇場 Théâtre des chats 2011


静かな夜ですな
Tout est calme,cette nuit...


悪戯もしつくしたし
On a déjà fait toutes les bêtises possibles...

おさきにおやすみー
Alors Bonne Nuit!



んじゃ身繕いでもしとこ
Je vais me laver un peu...

3分後
3minutes plus tard

5分後
5minutes plus tard....

くー
ZZZ...
くー
ZZZ...


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2011年1月23日日曜日

あかるい場所


           今年のバーゲンは洋服よりも家具なのだ!
というわけで、
最近ごちゃごちゃ化が進んで
エラいことになっていた台所に新しい家具を買った。




じゃーん


お風呂とお茶は至福の時じゃ




じつは私の本棚と同じIKEAの赤いビリー。扉を付けたら
こんなに雰囲気が変わる。薄い奥行きと背の高さが決め手。
それから色。
昔なら例えば赤と黒という激しさ、暗さ、に惹かれたけれど
今の私は赤と白、というくっきり明るい組み合わせが
だんぜん好きです。







他にも地下のアトリエ造りのついでに余った木材で夫が
調味料用のラックを作ってくれたりして、だいぶスッキリした台所。
片付いてると気分が嘘みたいに違う。行き詰まった時はまず片付けてみる。
ほんとは毎日片付いてるのが一番だけども‥。


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2011年1月20日木曜日

赤い手帖




Benjamin Lacombe & Agata Kawa

Magnifique!

『赤い手帖』
バンジャマン・ラコンブ作
アガタ・カワ絵

まず知ったのは作者のバンジャマン・ラコンブ。
作家というより強烈なイラストレーターとして印象に残っていた。

とくにこのポップアート本、『Il était une fois...むかしむかし‥』 ↓
もう何ヶ月も買うのを迷っている。
だって結構なお値段なのです‥。
でも買ったらきっと満足するだろうなあ。やっぱり買っちゃうんだろうなあ。





なんてアマゾンのバンジャマン・ラコンブのページを眺めていたら
この『Le carnet rouge 赤い手帖』が目に飛び込んで来た。
絵は彼じゃないけれど、なんて美しいんだろう。
アガタ・カワってなんだか日本人みたいな名前のイラストレーターは
パリ在住のスラブ人。

『il était une fois‥むかしむかし‥』よりちょっと安かったし(笑)
いやそれだけじゃなくて、
これは今の私に絶対必要な本だ!と呼ばれている気がした。
そして本が届いてみれば、期待を裏切らない美しさ。
これは大事にしないと!

19世紀のイギリスのアーティスト(詩人、画家、建築家)、ウィリアム・モリスの
少年時代を描いた作品。
家族と離れて中学校の寄宿舎に入ったウィリアムは
亡くなったお父さんにもらった赤い手帖に
溢れ出るイマジネーションを言葉や絵にして記してゆく。
アイディア豊富な彼はすぐにクラスの人気者になるけれど
本当の友達はこの手帖だけ。
授業もそっちのけで没頭していた手帖は、
とうとう先生に取り上げられてしまい‥

ハードカバーの大きな本をそっと開ければ真っ赤な中表紙!

‥どきどきします。


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2011年1月17日月曜日

暮らしを造る3  JM工房のゆくえ


時間があるときに少しずつ進めている地下アトリエ化計画。
Jean-Michel continue ses travaux de l'atelier...
Et maintenant,il a une vieille machine à coudre!







上の丸くなっている部分はサイズを測って 
電動のこぎりで切ってゆきます。


最後の板!



そしてこのアトリエに置くことになる、あるものが届きました。

ヒント1↓



ヒント2 ↓

ヒント3 ↓


じゃーん



アンティークのシンガーミシン!
こんなかわいい説明書とか糸とか針とかたくさんついてて
すごく良い状態で、なんと50ユーロ。
ネットのオークションで
だれも買う人がいなくてこのままの値段で買えた、のだそう。

のだそう‥ってこれ、私じゃなくって夫の買い物なのです。
クリスマスプレゼントは殆どJM工房で賄ってしまった我が家、
最近の彼の夢(夢あり過ぎ夫婦‥)は
ミシンが欲しい!でした。

革だからハンドルとペダルを手回しする
クラシックな奴がいいんだ!とかなんとか言ってるので

また始まった。。。と殆ど聞いていなかったら
ほんとに手に入れてた‥

まあ50ユーロなら、ね、と言いながら
縫い物はからきしダメなくせに
古いものに弱い私、こんだけかわいかったら飾ってるだけでもいいよね!
なんて言って写真を撮りまくっていました。

そのうち作品もアップします。



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2011年1月16日日曜日

文学的なお医者さん


                                 Un après-midi agréable chez Monique...
                                 superbe appartement!


Manger,discuter, Manger,discuter...


nous avons passé un beau moment ensemble.
                                          


日曜日。エクスのそれは素敵なアパートに住んでいる、と聞いていた
モニクの家に遊びに行った。
中心街から一本入った閑静な住宅街にある
日当りの良い、ほんとに素晴らしいアパートだった。

彼女はテレザとイヴの友人で、ばりばりの女医さん。
イヴと同様、精神科のお医者さんだ。
去年日本に旅行に行って以来すっかり親日家になったモニクは
文房具好きな私に日本(谷中の紙屋さん、私だって行ってみたい!)で
買った和紙をくれたりして、とても優しい。
せっかく旅先で買ったのにもらったら悪い、と遠慮していると
いいの、私もまた絶対行くから!とにっこり。

レストランで食事をするのも好きだけど
人の家に行くのはもっと興奮する。
とくにこんな素敵なところは。

美味しいお昼ごはんを頂いて、夕方までおしゃべりした。
どうしてこの職業を選んだか、という質問に彼女は

学生として医学を学んでいたときに、
体よりも心を治すことのほうが文学的に思えたの

とさらりと言った。

かっこいいーーーーー

エリコは?と聞かれて答えた。

いろいろやりたいことはあったんだけど、
他にちゃんとできそうなものが何ひとつなかったの


‥‥かっこわるい。しかし事実。



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