2018年2月22日木曜日

スクリーンの涙



2月17日
サロンドプロヴァンス市の
アルモン劇場にて
夫の勤める音楽院の講師コンサートがありました。

Amour 愛がテーマのコンサートで
幅広いプログラム。
そこに
私も絵を描いて参加させてもらい
とても光栄でした。






夫が
ソロで演奏した
リストのバラード2番。

ギリシャ神話をもとに
作曲された悲恋です。

久しぶりのソロの大曲に
夫は
広い海で泳いでいるように
のびのびと
深く良い演奏をしていました。


そしてヴァレリー先生のリクエストで
こんなハートを
描かせてもらいました。
彼女の弾いた
愛の歌は
のちに
ドヴォルザークの娘婿となる
スック作曲。

甘く美しい旋律と濃厚なハーモニー
また新しい発見を頂きました。

さて
バルコニー席まで満席の劇場で
自分の絵が大きなスクリーンに
音楽と現れた瞬間
私の胸もドキドキ鳴り

ありがたいような
恥ずかしいような

いいんだろうか?という
気持ちでいっぱいになりました。

実力と時間のなさに狼狽えながら

絵を描きたい
ピアノを弾きたい
表現を可能にしたい

と切に願う

今日この頃です。

チャンスを与えてくれた仲間に
感謝です。