2018年4月21日土曜日

審査




今日は
とある街の音楽学校の
審査員をしてきました。    
 
フランスの、
主に民間の音楽学校や
音楽院では
年度末の試験には
公平な結果になるように
外部から審査員を呼ぶのです。

昨年勤めていた音楽学校の
元同僚からの依頼で
私にとっては
初めての経験でした。


見過ごしてしまいそうな
学校の入口。

試験は
小さな子供から
高校生、
大人までと
幅広い年齢層、


ピアノの他に
ヴァイオリンとチェロの試験にも
参加しました。

こちらは技術的なことは
専門家にお任せして
私は音楽的なアドバイスだけ‥。

お話を頂いたのが
数ヶ月前だったので
普段のレッスン、
コンサート、
先日のマスタークラス、
そして自分自身の練習中にも

なるべく客観的に
的確な審査やアドバイスをできるよう
気をつけてきました。


なんだか今年は
思いがけない初体験を
たくさんさせてもらっていて
不思議。

毎回緊張しながら
できる限り真剣に向き合っています。

小さな規模だけど
今日1日で
何人の人と出会ったんだろう、と
考えると
ちょっとドキドキします。