2013年5月6日月曜日

日本の心で

土曜日、日本歌曲のコンサートをしてきました。
コンサートは
「はーるのーうらーらーの」と、滝廉太郎の『花』で明るくスタートし、
『荒城の月』や『浜辺の歌』、『赤とんぼ』などのポピュラーな歌から
ピアノソロの『かごめ変奏曲』を経て
8つの日本の童謡とシューマンの『子供の情景』を交えた不思議な曲、
そして派手な伴奏のついた『七つの子』と『ゆりかごの歌』にて終わりました。
アンコールは『ある晴れた日に』、日本人ですもの、蝶々夫人!
そして明美さんのオハコの
『からたちの花』、私も大好きな曲です。

もともと合唱曲だったシューマン➕童謡は、
明美さんのお嬢さん恵利歌ちゃんも参加してくれ
かわいい歌声に会場が湧きました。
日本でいえばピッカピカの1年生の恵利歌ちゃん、よくこんなに
堂々とたくさんの歌をしっかり歌えるもんだわ、と感心。
シャボン玉を吹いたり水鉄砲、電車ごっこと振り付けも完璧で
歌詞のわからないフランス人のお客さんにもよく通じたようです。

明美さんの艶やかな歌声と楽しいトークはもちろん素晴らしくて
ああさすが歌の人のパワーだなーと思いながら伴奏していました。

私といえばリハーサルにレッスン、そして育児、
2日前には乳腺炎になったり、当日は夢にギリギリまでおっぱいをあげて寝かしつけて
会場入り、
(もちろんこんな時はなかなか寝付いてくれない、
朝からオムツからもれるほどのウンチをしたり、一緒にお昼寝をしようとすれば
ずっと何やらしゃべっているし、こちらが焦れば焦るほど
おっぱいにしがみついて泣く我が娘にゴメンゴメンと切なくなり‥)
疲れがピークに達しそうでした。
それでもなんとか本番を迎えられたのは
家族の協力(今週は私の仕事中、夫と義母とマミーが交代で夢を見てくれていました)と
音楽家としてもママとしても先輩である明美さんのおかげです。

南仏在住の日仏ファミリーのお友達が足を運んでくれたのも
とても嬉しかった!

小さな会場に、私たちの
故郷の情緒や景色が少しでも伝わったなら本望であります。


Merci et Bravo â Akemi & Erika !