Le dernier concert en 2016 ,
Merci d'être venus si nombreux !
無事に今年最後の本番を乗りきることができました。
この舞台での演奏は5年ぶり
じつは前回のコンサートは
私たちにとって忘れられない本番でした。
その時私のお腹には赤ちゃんがいて
でもその子の心拍音が止まってしまったことが
数日前にわかったのです。
不妊治療中
流産は2度目で
コンサートをキャンセルしようか、
という選択もあったけれど
そうしたらもっと辛くなるから
といって決めた本番だったのに
リハーサル中に涙が溢れて困ったのでした。
本番は逆にとても集中して
自分たちに音楽があったことを感謝していた気がします。
あの日のことを思い出して
例えば今年は引越しやら仕事、そして娘の育児に追われて
練習時間が思うように取れなかったこと
なんて
どんだけ幸せな悩みなの!と
ふたりでしみじみと励ましあって
弾いてきました。
クリスマス前ということで
ファンタジーをテーマに
チャイコフスキーのくるみ割り人形
デュカスの魔法使いの弟子
シューマンの東洋の絵 ( ファンタジーなのは作曲家本人!)
グリーグのノルウェー舞曲
(小人や妖精、怪物がウヨウヨいそうなノルウェーの森!)
そして
リストのハンガリー狂詩曲2番という
プログラムでした。
いちばん嬉しかったのは
9月から勤めている学校の生徒さんが数人来てくれて
後から皆さんそれぞれにメールを送ってくれたこと!
反省点もたくさんあるけれど
またこの舞台で演奏することができ
そして本番後に家に帰れば
娘がスヤスヤと眠っていて
(最近は夜遅いコンサートの時はシッターさんに
お願いすることにしています)
愛猫がスリスリと寄ってきて
また頑張る活力をくれるのでした。
本当に本当に贅沢は言うまい!
Merci !