2018年12月2日日曜日

オリバーズベートーヴェン



12月の土曜クラシックは

数年前から
ベートーヴェンの全ソナタを
演奏、録音するという
壮大なプロジェクトに取り組んでいる

オリヴィエ・カンジェロジ氏の
リサイタルでした。

私たちの企画のコンサートで
オリヴィエのベートーヴェンを聴くのは
3回目。


ソリストの他に

パリ市立音楽院の伴奏者としても

指揮者としても

活躍中のオリヴィエ。

あまりの忙しさに
指を痛め

手術を控えている中

演奏に来てくださったのです。



重たい情熱的なソナタ三曲
(12、13、26番)のあとに

エリーゼのために

アンコールで弾いてくれる
気さくさ(フランスでプロが弾いてるの初めて聴いた!)

彼、本当に根っからの良い人では
ないかしらん。

また会いたい、また聴きたい

素敵なアーティストです。

そして今年の土曜クラシックの
新展開は

コンサート前に
図書館で
プログラムについての
講演会があること。

音楽学者
マーク・ジェノ氏
ベートーヴェンとソナタについての
わかりやすいお話、興味深く
ききました。


図書館という場所が大好きな私には
個人的に嬉しい
コラボレーション!

新たな出会いに
胸踊ります。