2008年4月18日金曜日

la petite fille au kimono rouge


このあいだ図書館で借りた本は
直訳すると[赤い着物の女の子]、
もとは英語の本だ。
庭師のお父さんの仕事でアメリカに渡った日本の少女ミエコが
少しずつ新しい土地になじんでいく物語。
ミエコは最初、日本を懐かしく思い、他の子供達との違いにとまどって
なかなか打ち解けずにいるが、ふとしたきっかけで
金髪の少女キャロルと仲良くなる。彼女はクラス一の人気者。
嬉しさと憧れでいっぱいになって、キャロルと同じような格好をして
自分もアメリカ人になりたいと願う。
「キャロルみたいに見える?」と聞くとお母さんは
きっぱりと答える。「いいえ、ミエコに見えるわ」
なんて爽やか!
こういう本をたくさんの人が読んでくれるといいのに。