2010年12月20日月曜日

好きだと思う瞬間について





L'audition de Noël ,Bravo à tous!

土曜日の発表会。
小さな会場なので、中学生前後で2部に分けます。

例年通りハンドベルのクリスマスソングから
始まって、ピアノとギターのソロに親子や姉妹の4手に‥そして最後は合唱。

皆上手に演奏してくれました。

私は今年はレッスンのシステムを変えたり、
自分の体調のことも含め、思うところがたくさんあったためか

「9月に始めた生徒さんたちにとっては初めての発表会であり、
とても勇気がいったと思います、そして2年目以上の生徒さんたち、
本当になんて上達したんでしょう‥」

と、最後に挨拶をしていたら
思わず涙ぐんでしまい恥ずかしかったです。

きちんと曲を仕上げることは
他人とではなく、自分との戦い。
だから他のお友達の演奏もちゃんと聴くこと、ちゃんと拍手を送ること、
やっかんだりひがんだりしてる間があったら練習しといで!

これはいつも私が子供たちに、そして自分自身に言っていること。

企画したことがスムーズに進むのは勿論嬉しいけれど、
そこに生徒さんやお客さんという生の力が働いて
予想以上のものになった時は
本当に嬉しい。

表情豊かな子供たちや声援を送る親御さんたちを見つめながら
私は心の内側がシーンとしてきて
ああこの仕事好きだなあーと思いました。

生徒さんの上達のため、と言いながら、
本当はそう思いたくて懲りずに発表会をしているのかもしれない。



皆よくがんばったね、おつかれさま!





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