2012年12月4日火曜日

知的な音楽家


Les samedis classiques saison3, le récital de la pianiste Virginie Dejos s'est très bien passé .
Le public a été conquis par sa jolie interprétation  de Schubert, Scriabine et Liszt...
Nous avons passé un très agréable moment.

Un grand Merci et Bravo à Virginie !


先日の土曜コンサートの様子です。

18時開演のコンサートのために、ヴィルジニーが
パリからTGVでエクスに到着したのが16時頃。
コルニヨン村に入ったのは17時近く。
会場についてすこしピアノに触ったら本番です。
タフ!


コンサートはシューベルトの小品から
なだらかに始まり、
去年CDをリリースした彼女お得意のスクリャービンのプレリュードと
5番ソナタ、
そして2部はリストのバラードで華やかに終了しました。




揺るぎのない安定した演奏で
教会はお客さんたちのうっとりとした空気に包まれました。
とくにスクリャービンはやはり秀でて素晴らしく、
繊細でとても素敵でした。

同じ音楽を共有しながら
それぞれがそれぞれの想いにふけっている
その時間がすきです。


すらりと長身のヴィルジニー、手もやっぱり大きくて
女性には難しいスクリャービンもリストも楽々という感じ。
羨ましいなあーとため息がでました


そして彼女、ヨーロッパのあちこちで演奏活動をしながら
オーケストラの指揮や音楽学も勉強し、
この若さでなんとソルボンヌ大学で
音楽学の学生のためにアナリーゼの講義を持つ秀才なのです!

演奏にもその知的さと真面目さがよく表れていました。

彼女のサイトで演奏が聴けます。


ありがとうヴィルジニー、そしておつかれさま!



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