2013年2月1日金曜日

新しい月、でも最後の月




Le mois de Février commence.
Doucement Ebène récupère son appétit et son attitude bien collant.
Moi, je donne des cours encore,mais
c'est mes élèves qui sont malades cette semaine.
Finalement je me repose bien.

エベンヌも少しずつ食欲や甘えを取り戻して
ホッとしています。


そうこうするうちに今日から2月!
日本の懐かしい友人が送ってくれた
大好きな以東屋さんのカレンダーも


衣替えなり。

私と言えば38週をすぎた今でも
家での教える仕事だけは続けていて
しかし今週は
インフルエンザが大流行りらしく
半分くらいはお休みでした。

お友達が貸してくれた出産の漫画に
漫画家さんたちが出産ギリギリまで
「貧乏暇なし!」と言いながら仕事をしている姿があって
わかるっ!と共感しました。

たとえば普通の会社に勤めていれば
フランスでは産休や育児手当がしっかりしているので
両親学級で知り合ったママさんたちも
少なくともひと月前には仕事をやめて
出産後の育児休暇もしっかり取ると言っていました。




でも我が家は自営業。
自分でお店を開いているからには
どーんと長い間休むわけにはいかないのです。
経済的に、というより
その後でお客さんがいなくなっちゃったら困るから。
村に1軒のパン屋さんも、小さい子が3人いて、
妊娠中も毎回ずっと働いていたもんなあ

さすがに予定日の週からはお休みに入るので
ひとりでお稽古するのが不安な
始めたばかりの子や小さな子は
夫の空き時間に組み入れてもらって、
その他の生徒さんには2ヶ月分の宿題をたんまり出しています。

おおらかなフランス人の親御さんたち、
私が宿題リストを読み上げると
目を丸くして

大丈夫ですよ〜待ってますよ〜

と言って下さいますが
ただでさえバカンスの多いこの国で
こんなに休んでモチベーションが下がらないかしら‥と
心配が尽きない。


そんな時に生徒さんたちの方が続々と風邪を引いてお休みになり

ああー私も休めってことだわ‥

と、思いました。



とはいえ、この妊娠期間、
毎日子供達と触れ合って
優しい楽しい気持ちになれて
決して歯を食いしばって仕事をしていた!という感じはないのです。

毎週お母さん達に
なにか困った事はありませんか?必要なものは揃いましたか?と
声をかけてもらい、
なになにフランス人やさしいでないの!
とびっくりしたくらい。

自分にも甘いけど、弱っている相手には
人一倍優しい民族、
確かにパリでも小さな子供がお年寄りに席を譲ったり、
という光景を
よく目にしました。
あーこれだったのか!

私自身は車での移動がキツくなっていたので
クリスマス後に
外での仕事をやめてからは
ずいぶんのんびりした気分でいます。

この2学期は発表会などのイベントもないし、
ツワリのひどかった妊娠初期は夏休みでしっかり休めたし、
なんてタイミングのいい子なの!と赤ちゃんに感謝している毎日です。



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