私はぐっすり眠っていて知らなかったのだけど
よく眠れなかった、という夫によると一晩中雨が降ったそうだ。
朝起きて雨戸を開けるとテラスがすっかり濡れている。
ときどき水やりを忘れたって
こうして雨が降ってくれて
今年、初めて壁にツタが張り始めた。
先日
ayuCafeさんのブログで
けしてひとを嫌な気持ちにさせないもの
という言葉に出会って
なんとなくハッとしてしばらく考え込んだ。
私はシニカルなものが大好きだし
批判的な目をもつのは大切だと思うけれど
ときどき深く反省する。
じゃあ自分はどうなんだ?
人の事言ってる場合か!
というところに結局落ち着くから。
そうかといって嘘みたいな奇麗ごとばっかりは
なんだか信じられないし。
けしてひとを嫌な気持ちにさせないもの
とは、だからとても難しい。
だけど
人の悪口やゴシップや自慢話で
嫌な気持ちになったときに
たしかに一瞬で心を洗ってくれる、そんな
純粋な音楽や絵や文章がある。
お友達に借りて現在読んでいる本。
川端康成から「昭和の夢路」と絶賛されたという
谷内六郎というアーチストを私はちっとも知らなかった。
この本は本当にすばらしい洗浄効果があります。
ブログ村ランキングに参加しています
merci!
にほんブログ村
にほんブログ村