2010年9月17日金曜日

けしてひとを嫌な気持ちにさせないもの




私はぐっすり眠っていて知らなかったのだけど
よく眠れなかった、という夫によると一晩中雨が降ったそうだ。

朝起きて雨戸を開けるとテラスがすっかり濡れている。
ときどき水やりを忘れたって
こうして雨が降ってくれて
今年、初めて壁にツタが張り始めた。




先日ayuCafeさんのブログで

けしてひとを嫌な気持ちにさせないもの

という言葉に出会って

なんとなくハッとしてしばらく考え込んだ。


私はシニカルなものが大好きだし
批判的な目をもつのは大切だと思うけれど
ときどき深く反省する。

じゃあ自分はどうなんだ?
人の事言ってる場合か!

というところに結局落ち着くから。

そうかといって嘘みたいな奇麗ごとばっかりは
なんだか信じられないし。

けしてひとを嫌な気持ちにさせないもの

とは、だからとても難しい。

だけど

人の悪口やゴシップや自慢話で
嫌な気持ちになったときに
たしかに一瞬で心を洗ってくれる、そんな
純粋な音楽や絵や文章がある。




お友達に借りて現在読んでいる本。

川端康成から「昭和の夢路」と絶賛されたという

谷内六郎
というアーチストを私はちっとも知らなかった。

この本は本当にすばらしい洗浄効果があります。





ブログ村ランキングに参加しています

merci!

にほんブログ村 猫ブログ シャム猫へ
にほんブログ村
にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ
にほんブログ村