今週末は１年に１度の教室宣伝デーだった。
土曜日はこれから新しく働く教室で、
日曜日はうちの村で。
我がコルニヨン村の宣伝デーはいつも
ガレージセールと同時に青空の下でのんきに行われる。
こんなニューオリオンズジャズの音楽隊も来ていた。
さて前からウスウス気づいていたけれど
私、この日がすごーーく苦手。
一日中いろんな人に挨拶をして
レッスンの内容や料金の説明をして
時間割を組んで、
こういうことが得意な人、
というより苦にならない人が羨ましい。
新しい教室は音楽だけじゃなくて
演劇や絵画のクラスもある
カルチャーセンターのような大きな組織だ。
この宣伝デーでも
事務のおねえさんが４人ずらっと並んで
次々来る生徒さんたちにてきぱき説明してくれて、
講師はうしろでニコニコしていればよかった。
時々呼ばれて
使うテキストや楽器の説明をするくらい。
ぜんぜん違うなあ。
今の私は自分で運転席のハンドルを握って
もっと遠くに行きたい（企画して実行したい）
という気持ちと
ハンドルをとってもらってナビだけしたい
（雑用に追われずにレッスンや演奏に集中したい）
という矛盾した気持ちが戦っていて
時々ひどく混乱する。
そのバランスを保つためにも
迷っていたポストをありがたく引き受ける事にした。
小さな村のナカにずいぶん閉じこもっていたからなあ。
ひさしぶりの巷の空気をたっぷり吸い込んでいる。
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