ヴァイオリンとギターのコンサートが昨晩大盛況で終わった。
友人である ヴァイオリニストのゲハムは
しっかりしたテクニックと誠実な音楽的センス、そして
お客さんと喜びを分かち合うのが大好きな本当に気前の良い人柄で、
あちこちで引っ張りだこ。
コンチェルトを控えている彼、昨日もオーケストラとのリハーサルの後に
アルプスからふらふらになって到着した。
目が痙攣してピクピクしてる‥と言いながら本番では
たくさんトークを交えて大サービス。
そして今回の企画で知り合うことが出来た
ギター弾き語りのジャンクロード。
ものすごく腰が低くて
おだやかーーなこのおじさん。
実はあのモンマルトルのシャンソン酒場オーラパンアジルAu Lapin Agilで
何度も演奏して高い評価を得ていたというすごいヒトなのです。
彼の詩はすばらしいので
いつか日本語で訳して紹介できたら、、と思っています。
東欧の伝統音楽とオリジナルシャンソンの弾き語り、という
タイトルの割に
あんまりクラシックとはいえないプログラムだったけれど
小さい会場ながら満員で、とにかくとても盛り上がった。
演奏家とお客さんで作られる場の空気は
コンサートによって毎回違うけれど
皆で分かち合う、というライブの良さってやっぱりある。
そして気前の良さ、というのは
自分に余裕があるから出て来るんだろうなあー
となんだか考えさせられた。
写真はカメラマンの友人、フルールの作品です。ありがとう。
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