2017年9月24日日曜日

マルセイユでオペラ!


友人のバリトン歌手
ヤン・トゥッサン氏に誘っていただき
マルセイユのオペラ座で
来週から公開される
「死刑囚の最後の1日」のゲネプロに
お邪魔しました。


ヴィクトル・ユーゴーの短編を
元に書かれたオペラで

苦しんだり絶望したり心を決めたり‥
という葛藤の1日を
19世紀の男性、21世紀の女性が
同時に描きます。
この19世紀の主役を演じるのが
テノールのスーパースター、
ロベルト・アラーニャです!
艶のある歌声はやはり圧巻でした。

ヤン氏は
現代の牢獄の所長さんの役で
長身で深みのある彼の声に
ぴったりです。



さて4歳の娘にとっては
初オペラ!
子供にはハードな内容でしたが
前日にうちに
ごはんを食べにきてくれた
ヤンさんから
丁寧に説明してもらい

本番では
斬新な演出と美しい音楽に圧倒されて
ずっと目が輝いていました。

目と耳に刺激をいっぱい浴びて
なんて贅沢な時間だったことか‥!


オペラデビュー、大成功!


そのあと
ちょっとだけ
マルセイユの港を散歩しました。
ここに来たのは
本当に久しぶり!



夫の故郷
娘の産まれた街



そして娘を授かるために
4年間、
たくさんの方にお世話になった
街です。

そこで今日は一緒に
オペラを観ちゃった!!

活気ある街の音と
潮風の香り

ふと幸せがこみあげました。