2017年9月17日日曜日

La vie du cirque サーカス人生



我が村にサーカスが来たので
家族で行ってきました。

数日前からポスターやチラシ、
スピーカーで
派手に宣伝していたわりに
お客さんは
まばら、ちょっと寂しい。

まずは
ライオンがなんとも哀しそうに
ぐるぐる歩き回っては
パチパチパチパチ‥

彼の生活は毎日檻の中で、
今だけこうやって
ちょっと広いところで
見せ物になってるんだよ‥  
かわいそうに‥

隣のムツゴロウ夫の囁きに
いきなりテンション下がる私。

ともあれその後は
ポール登り、フラフープ、
ジャグリングなど
安定した曲芸を
楽しめました。 

そしてなんといっても
印象的だったのは
サーカス一家。

8歳くらいのお姉ちゃん、
うちの娘と変わらない年頃の弟君、
ティーンエイジャーらしき
女の子、男の子、
若いお姉さんが3人に
団長のお父さん、
司会のおじいちゃん
という出演者群。


微笑ましいアクロバットの着地時に
膝を痛くした様子の男の子が
一瞬顔を歪めただけで
演技を続けていて
胸が熱くなりました。
アンタ、小さいのにエラいね‥

家族構成(お母さん誰なんだ?!)

キャンピングカーでのノマド旅生活、

動物たちの世話‥

笑顔のお姉さん達の網タイツは
穴だらけだったし
絨毯を敷く時は埃が舞って
なんとも物哀しい感じ‥

でもそれがまたサーカスの
風情なのかもしれません。

想像力を掻き立てられた
日曜の午後でした。