「いかにして自分の主人たりうるか」という言葉は
少し前に読んだ《女たちよ!男たちよ!子供たちよ!》という伊丹十三の対談集に
出てくる。
「孤立しているけれども自立してる人」は
「世界を自分でつかんでいる。自分の中にある自分が、自分の中から
手を伸ばして世界をつかんでいるわけですから、
この人は少なくとも自分の主人であって、だから
いわば疎外されてないわけです」
私はこの文章に、だいぶやられた。
なんていいこと言うんだろう、と思った。
自主性というのは自分が自分の主人である、ということらしい。
それ以来、頭から離れない。
今日は日曜日で久しぶりにのんびりした。
晴れた空にくっきりと浮かんだ飛行機雲が眩しい。