図書館で『セロ弾きのゴーシュ』のDVDを見つけた。
ちっとも知らなかったのだけど、
1982年に
スタジオジブリの高畑勲が製作した
アニメーション映画だ。
日本でもその存在を知らなかった作品を、
フランスのこんな田舎の
図書館で見つけるとは!
さっそく借りてきて、幼児クラスの教材としてつかう。
宮沢賢治のうつくしい原作に忠実に書かれた台詞、
イメージどおりのゴーシュ、袴姿のオーケストラの団員、と
情緒あふれる素晴らしい映画だ。
小さい子には少し難しいかな、と思ったけれど
細かいところがわからなくってもいいのだ。
音楽と生きるゴーシュを見て、何かが心に響けば。
ところでいつだったかフランス人が訳した『セロ弾きのゴーシュ』を
読んだことがあったが、
そこではゴーシュが〔goche〕となっていた。
gocheには左、という意味と同時に不器用な、という意味があるので
主人公の性格とかけたらしい。
このアニメではgoshuとなっている。
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