2008年6月25日水曜日

歌声卒業式



人口1300人の私たちの村にも
小さな幼稚園と小学校がある。
全校生徒による合唱の会を
聴きにきて、と誘われて
行って来た。

小さい学校ながら
校庭の奥には
円形劇場のような階段があって
何人も座れるようになっている。
カンカン照りの夕方、
しっかり帽子をかぶって
親御さん達に混じって座っていると
子供達が白いシャツにジーンズという
爽やかな格好で登場した。

ギターの伴奏でリズミカルで楽しい曲が
次々歌われる。
実は私,自分の教室のために
学校とコネクションを持ちたい・・
という下心もあって
偵察に来たんだけれど
不覚にも感動してしまった。
選曲も演出も
なかなかいいんである。

そして歌の後は
9月から中学校に行く
子供たちに村長さんから
辞書のプレゼントが配られるという
簡単な卒業式があり、
全然関係ないのに
また感動してしまった。

そして先日のうちの発表会でも
思ったことだけれど
フランスではこういう会があると、
親御さん達がもうめったやたらに
キャーキャーワーワー叫んで
不真面目でおかしいのだ。

子供達のほうが照れくさそうに
小さく手を振ったりしてかわいい。


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