先日、マルセイユ近くの夫の実家に泊まって
ルーマニアのバレエ団と契約した妹のマガリーを
皆で見送った。
日本の春がそうであるように、こちらでは秋が新年度。
だから夏は別れの季節だ。
新しい生活にたくさんの希望と
やっぱり少し緊張感を持って旅立つ彼女はとてもきれいだった。
私はなんとなくしんみりとした気分になって
もうずいぶん前に留学するために日本を発った日や
パリから南仏の田舎に引っ越した日や
結婚した日や
そんな自分の旅立ちの日を思い出した。
考えてみたら見送ることよりも見送られることが多くて
残される側の寂しさというのを
あんまり味わった事がなかったのだ。
そうか、見送る寂しさというのは
旅立つ勇気に負けないくらい、強いんだな。
翌日はお母さんと伯父さんの合同誕生会をして
夕方家に帰った。
おみやげにこんな色とりどりの野菜をもらった。
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