ヴァイオリンとピアノのコンサート、大盛況にて終了。
いつもニコニコ冗談ばかり言っているヴァイオリニストのゲハム、
ヴァイオリンを弾きだすと
政治の複雑な国から来た外国人らしく
自分に厳しい、そして音楽に誠実な、
きりりと澄んだ顔になります。
そしてあの音!本当にすばらしい演奏でした。
マルジョリーの衣装もきれい。
ヨーロッパ人のゴージャスな体型でないと
なかなか着こなせないようなドレスです。
夫婦で息ぴったり。
役所の政治問題で、
いろいろな企画がスムーズに進まなかった今シーズン、
それでもコンサートの度に遠くから足を運んでくれるお客さんも増えて、
役所や観光局の理解も少しずつ深まってきました。
秋からはもっともっとコンサートを頻繁にできるよう、計画中です。
今回私はゲストのおもてなし、という慣れない仕事に徹してみたのですが
裏方にまわってみると改めて、
こんなささやかな行事でも
なんとたくさんの人に支えられて
成り立っているんだろうということを実感しました。
映画を観終わって最後に関係者の名前が流れるとき、
いつもその人数の多さに呆然とします。
たくさんの人が関わってものを作るという、
考えてみたらアートに限らず
社会はそうやって成り立っているのだけど、
時々こうしてハッとすることがあります。
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