2010年8月1日日曜日

たくさんのひとが関わってなにか作るということ

Le concert de violon et piano s'est très bien passé.

ヴァイオリンとピアノのコンサート、大盛況にて終了。



いつもニコニコ冗談ばかり言っているヴァイオリニストのゲハム、
ヴァイオリンを弾きだすと
政治の複雑な国から来た外国人らしく
自分に厳しい、そして音楽に誠実な、
きりりと澄んだ顔になります。

そしてあの音!本当にすばらしい演奏でした。



マルジョリーの衣装もきれい。
ヨーロッパ人のゴージャスな体型でないと
なかなか着こなせないようなドレスです。



夫婦で息ぴったり。



役所の政治問題で、
いろいろな企画がスムーズに進まなかった今シーズン、
それでもコンサートの度に遠くから足を運んでくれるお客さんも増えて、
役所や観光局の理解も少しずつ深まってきました。

秋からはもっともっとコンサートを頻繁にできるよう、計画中です。

今回私はゲストのおもてなし、という慣れない仕事に徹してみたのですが
裏方にまわってみると改めて、
こんなささやかな行事でも
なんとたくさんの人に支えられて
成り立っているんだろうということを実感しました。

映画を観終わって最後に関係者の名前が流れるとき、
いつもその人数の多さに呆然とします。

たくさんの人が関わってものを作るという、
考えてみたらアートに限らず
社会はそうやって成り立っているのだけど、
時々こうしてハッとすることがあります。


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