2010年2月21日日曜日
あんなに気をつけていたのに!
旅の最終日にお腹がきりきり痛くなった。
家に帰るとぞくぞくして眠れない。あとはトイレと寝床の往復‥。
お医者に行くと「ガストロですね」と言われた。
ガストロ菌というのは日本のノロウイルスのようなもので
激しい嘔吐と下痢をともなう。
私の場合、胃よりも腸にきたらしく嘔吐はなかったけれど
とにかくお腹が痛い。
仕事も遊びの約束もキャンセルして、今日で5日間家から出ていない。
毎年ガストロでつらい思いをする夫は
あきらかに「よりによって!」(うつりやすい病気なのです)という顔をしている。
いつも眠っているアルバトロスだけが相棒を得た喜びいっぱいで
私にぴーったりくっついている。
あんた、かわいいね。。。
初日はなにも食べれず、翌日からは自分でおじやを作った。
3日めに夫が作ってくれたのは、
小さい頃病気になるといつもマミーが作ってくれたというコキエット。
コキエットという小さな小さなパスタをブイヨンと一緒に煮て
バター(!)と、とろけるチーズのスープに入れて食べるという
消化にあまり良くなさそうな一品だけど
たしかに優しい味がして食欲がないと思っていたのに
するすると口に入った。
せっかく(?)病人になったのでワガママいっぱいでいたのだけど
主婦というのはいかんせん
ああ、洗濯モノ溜まってる‥
ああ食べたらすぐに食器を洗ってほしい‥
などなど余計なことを考えちゃってなかなか休めない。
それでも熱がある!というと
あんなに朝が弱いのに飛び起きて病院に連れて行ってくれたし
感謝しなくってはね。
いろんな日常の心配を忘れて
本当に子供の時のような気分で病人になれる人なんて
いないのかもしれない。
そしてこれは昨日、
スポーツ飲料が飲みたい、と言った私の言葉を覚えていて
夫が嬉しそうに買って来た飲み物。
なにこれ、ギャグ?
ポカリスエットのような爽やかさを期待していた私、一瞬言葉を失ってしまった。
あやしい見た目のわりに美味しくって
たしかに今日はだいぶ具合が良い。
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