2011年4月3日日曜日

感動とは誰かを動かすこと

土曜コンサート第6弾


アナ・ポズエロ ピアノリサイタル
パリで同門だったアナ
ナチュラルでユーモアがあって
そしていつも機嫌良くしている彼女は
みんなの人気者だった。

私はアナの自由なセンス(それは服装や髪型やそしてユーモアに顕れる)が
とても好き。
久しぶりの再会に
エリコ!!と
リを強調するスペイン人の発音で
彼女は痛いくらいにぎゅうっと抱きしめてくれた。

私も嬉しくって嬉しくって思わず手に力が入った。
もともとかわいい子だったけれど
とても雰囲気のある大人の女性になっている。

出会って12年!
私たちは同じ年なのです。

顔立ちや姿には
だんだん人間性や生き方が
滲み出てくるんだろうなあ。

こういうステキさは1日じゃ身に付かないもの。

そして演奏もすごく深く良くなっていた。
バッハ・ブゾーニ、ショパン、シューマン、
そして勿論アルベニス、グラナドス‥

私は久しぶりに日本の状況を忘れて
聴きいった。
ああすごいな、こうやってさらっと機嫌良い顔しながら
ものすごく頑張り続けたんだな、と思った。

ありがとうアナ、勇気もらった!

すばらしい演奏にお客さんも湧いて、募金もたくさん集まりました。



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