2011年1月20日木曜日

赤い手帖




Benjamin Lacombe & Agata Kawa

Magnifique!

『赤い手帖』
バンジャマン・ラコンブ作
アガタ・カワ絵

まず知ったのは作者のバンジャマン・ラコンブ。
作家というより強烈なイラストレーターとして印象に残っていた。

とくにこのポップアート本、『Il était une fois...むかしむかし‥』 ↓
もう何ヶ月も買うのを迷っている。
だって結構なお値段なのです‥。
でも買ったらきっと満足するだろうなあ。やっぱり買っちゃうんだろうなあ。





なんてアマゾンのバンジャマン・ラコンブのページを眺めていたら
この『Le carnet rouge 赤い手帖』が目に飛び込んで来た。
絵は彼じゃないけれど、なんて美しいんだろう。
アガタ・カワってなんだか日本人みたいな名前のイラストレーターは
パリ在住のスラブ人。

『il était une fois‥むかしむかし‥』よりちょっと安かったし(笑)
いやそれだけじゃなくて、
これは今の私に絶対必要な本だ!と呼ばれている気がした。
そして本が届いてみれば、期待を裏切らない美しさ。
これは大事にしないと!

19世紀のイギリスのアーティスト(詩人、画家、建築家)、ウィリアム・モリスの
少年時代を描いた作品。
家族と離れて中学校の寄宿舎に入ったウィリアムは
亡くなったお父さんにもらった赤い手帖に
溢れ出るイマジネーションを言葉や絵にして記してゆく。
アイディア豊富な彼はすぐにクラスの人気者になるけれど
本当の友達はこの手帖だけ。
授業もそっちのけで没頭していた手帖は、
とうとう先生に取り上げられてしまい‥

ハードカバーの大きな本をそっと開ければ真っ赤な中表紙!

‥どきどきします。


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