時々ワタシ、透明人間になりたい。
世間じゃ無名の私だけど、人口1300人の村じゃあ
知り合いばっかりです。
都会のアパートでは隣の人の顔も知らない、なんて
この辺の人は悪口みたいに言うけれど
それの何が悪いのさ!って思っちゃう。
そりゃあ皆ニコニコして挨拶し合って感じいいけれど、
たまには公園やカフェでひとりぼーっとしたいのです。
一応ここには公園もカフェも図書館もあるけれど、
どこに行ってもちょっとはおしゃべりしなくちゃいけないし
知り合いばっかりの中で自分の世界に閉じ込めるほど
私の孤独は強くない。
なんて思いつつ、でも家の中にいるのも息苦しくなって
夕方スクーターで出かけた。
そして!!
何度も通りかかっていたのに、その存在を忘れていた木のベンチを発見!!!
ずっと前、両親と散歩した時に父が座ってスケッチをしていたベンチ!
いやーーーーすっかり忘れていた。
ワタシ、俄然嬉しくなってしばらくここに座ってニタニタしてました。
夕方の風がなんともきもちいいのです。
あの丘の上が私たちの家のある村の中心部。
時々通りかかる車や二輪の人たちが
なにしてるんじゃ、という顔で見ていたけれど
歩いてる人はいないから話しかけられることはない。
丘の上の井戸端会議用ベンチとはぜんぜん違う開放感。
ここ、私の場所に本日勝手に決定!
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