2010年4月8日木曜日

ナーバスナンパな彼

友人一家が遊びに来た。
日本食が食べたい!とリクエストがあったので
簡単で和気あいあいになること確実のすき焼きにした。
個人主義、とかなんとか言われるフランス人だけど
和気あいあい大好き度は日本人よりも高いんじゃないかしら。
したがってバーベキュー、フォンデュ、ラクレット、
といった皆で囲む料理はいつでもどこでも大人気だ。





さて今日はヴァカンス中の平日なので
彼らの息子くん、ジャンガブリエルが一緒だった。
会うのは2月のスキー場以来。
友人によると、どうやらジャンガブリエルは長い間
私のことを子供と思っていたらしい。
パーティーでも旅行でも、フランス人のハイテンションについていけなくなると
さーっと退散して子供組にまじって遊んでいるからか、
つねに半分くらい意味不明でも
彼のながーーーーーい空想の話に懲りずにつきあうからか
(フランス人は根気のないタイプが多いので
すぐにイライラしてサシュフィ!ーもう充分!となる。)
私が居ないときに、エリコどこ?あの小さい女の子だよ!って
言ったんだそうである‥。ほんとかいな。



それでも最近はちょっと大きくなって来たので
エリコはジャンミシェル(夫)と住んでいる大人だ、
そしてあそこの家に行くとネコとピアノに触れる、ということがわかっていて
そのご褒美のために2分くらいはおとなしくしていられるようになった。



とにかくこの子のよくしゃべることと言ったら!
お母さんに怒られては私の耳元で
「完全に狂ってるね」と囁き、
とろんとした目で
「君がすてきな瞳を持ってるって知ってるかい?」とか突然言うし
(その直後にうちの夫にもおなじことを言って皆爆笑、
男に言ったってだめだよ、とお父さん)
知り合ったのは2歳のころなので会うたびにそのおしゃべりにびっくりする。

もうすぐ妹か弟ができるので少しナーバスになっているのかもしれない。
帰り際に抱きついてきて、なかなか離れなかった。

さよなら、モナミ(我が友)!

と私は言った。

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