コンサート当日の朝はなんと嵐のような暴風雨‥
リハーサル中のホールまで水漏れというハプニングに見舞われて
一体どうなることやらと心配した、
連弾コンサートが
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夜になると悪天候もすこしずつ回復して |
なんと会場、満員!!ありがたや〜 そして「Bon voyage! 素敵な旅を!」 というオットの挨拶で音楽会が始まりました。 |
こちらエストニアの作曲家シサスクの『天の川』。 ピアノの弦まで叩いたりはじいたりしちゃう現代曲で |
ハズすか受けるか、という冒険でしたが 単に楽器の可能性を追求しただけでない 豊かなシサスクの響きに なんと一番の反響がありました。 |
最後はこんなふうに4本の腕でバーンと終わるのです。 |
あー終わっちゃった |
ワタシタチ、とっても |
楽しませてもらいました。 |
そしてアンコール。 4手じゃなくって3手です!と言って いよいよメロディカデビュー |
あれ、なんか |
ノリノリ?! |
アンコールは他にブラームスのハンガリー舞曲と ルパン三世をやりました。 |
大好きなルパンのテーマソング、誰も知らないと思っていたら 夜中にメールあり。 先日パーティーで知り合った男の子が友達を連れて 聴きに来てくれていて ラストのルパン、嬉しかったよ!とのこと。 メールにはルパンのオープニングビデオまでついていて、 えーアニメファンだったんだ、とびっくりしました。 いろいろな場所にいろいろな出会いがありますね。 |
譜めくりをしてくれたソプラノのカリーヌと‥
月一でコンサートを企画しようと夫が言い出した時、
私はすぐに、えー無理でしょう、と言いました。
夏にはあちこちでフェスティバルの開かれる南仏、
そのかわり他の季節には音楽会が殆どありません。
そこを見込んで反対に秋から初夏まで毎月のシリーズとして続けたい、
というのが彼の意見でした。
やっと田舎の生活に慣れてきたところで
また一から何か始めるなんて、これ以上忙しくなるなんて、
と私はぶつぶつ言っていたのですが
夫は会う人会う人にこういうことがしたいんだと言い続けて
お役所や演奏者、ジャーナリストにかけあい、雀の涙のような予算で
コンサートシリーズが実現したのです。
たとえばアソシエーションなのでホールは無料、
ピアノのレンタルも格安、という田舎ならではの特権と
お金のためじゃないよ、と言ってくれる
ありがたい音楽家の友人達、そして家族の協力にも恵まれました。
個人的に一番学んだのは、切り替え。
なにしろ毎月の本番はあっと言う間。
毎回の反省点はすぐに次回の目標となり
さあ次いこ!と気持ちの切り替えが必要です。
それから近くの街や村にポスターを貼りに行っては
冷たくあしらわれることもあってその度にめげそうになり、
そうすると不思議と次の場所では
コンサート好評ですよ、続けてくださいね!と嬉しい言葉をかけてもらったり。
ああ世の中にはいろんな人がいるなあー
すぐにめげちゃダメだあーと勉強になりました。
さて明日はひたすらぼーーーーーーーっとする予定です‥ビバ日曜日!
Le dernier concert de saison 2010-2011.Malgré le mauvais temps,la salle était plaine.Merci à tous les personnes qui ont assisté au concert.Merci également à notre famille et nos amis qui nous ont aidé pour tout... C'était une super aventure!