昨日は友人で画家のイファットの
個展オープニングパーティーに出かけた。
マルセイユの高級住宅街にある小さな小さな画廊。
写真以外で彼女の作品を実際に見たのは
初めてだったけれど
素朴なラインとセンスの良い色の組み合わせがとてもすてきだった。
私ははっきり言って抽象画のことは
ぜんぜんわからない。
だけど例えば自分のコンサートではウンチクを語られるよりも
お客さんの笑顔を見られるのが一番うれしい、と思っているので
私も絵を観る時はただただ心をからっぽにして
その前に立つことにしている。
これ、どうやって描いたの?
なんて質問に
それこそ飾らない人柄のイファットは
使う道具を気さくに教えてくれて、
ファッショナブルな人が洋服のショッピングをするように
私は工具店でいろいろな道具に囲まれている時が
いちばん気持ちが落ち着くの
と言って笑った。
そして今日はピアノの生徒さんに招待状をもらっていたので 隣町の音楽教室の打楽器の発表会を聴きに行った。 会場はもともとチャペルだった観光局。 いつもコンサートのポスターを張らせてもらっているけれど しっかり中をチェックしたのは初めて。 広くて音響もいいし、こんなところで コンサート、いいなあー |